2008年04月19日

2008年3月1日発行! 日本とカナダとの社会保障協定

 2008年3月1日に日本とカナダの社会保障協定が発効されました。
カナダの年金制度は、2つに分かれるようです。

■老齢保障制度(Old Age Security, OAS)
=カナダ国内で受給するためには、18歳以降、最低10年間
カナダに居住することが必要です。
また、カナダ国外で受給するためには、18歳以降、最低20年間
カナダに居住が必要です。
今回の協定により、日本との年金加入機関を通算することに
より、受給権の獲得ができる場合があります。

■カナダ年金制度(Canada Pension Plan、CPP)
=退職年金を受給するための最低加入期間の要件がないため、
日本の年金加入期間を通算しなくても、受給することが可能。
なお、障害年金及び遺族年金等の受給については、
日本の年金加入期間が考慮されます。


今回の協定により二重加入が防止されているのは、カナダ年金制度で、
老齢保障制度は、対象とはならないようです。

■詳しくは
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2007/11/h1129-1.html


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Posted by まゆまゆ at 04:00│Comments(0)年金
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プロフィール
まゆまゆ
まゆまゆ
大阪府寝屋川市に生まれる。
大学卒業後、民間企業にて 販売・総務・人事
の職に就く。その後、人事コンサル会社併設の
社会保険労務士事務所にて勤務社会保険労務
士としてキャリアを積む。
在職中、企業の経営者・人事担当者様から労務
相談を受けるにつれ、「人とキャリア」ということに
ついて深く興味を抱くようになり、独立行政法人
雇用能力・開発機構の主催するキャリアコンサル
タント養成講座を受講する。その後、2006年12
月に独立し、山田真由子社会保険労務士事務所
を開設する。自らの3度の転職と多様な働き方
(出向・派遣・紹介予定派遣など)をもとに、現在、
社会保険労務士業のかたわら、民間や公的機関
にて求職者の就業への動機付けのサポートを行い就
職支援セミナー講師をしている。



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