滋賀発！女性特定社労士＆キャリアコンサルタント・山田真由子の情報通信

　新聞に掲載されている年金記録の「数字」について
解説してみます。
新聞の一面のみだしに、「◎◎件のデータが◎◎」などと
書かれていますが、結局この◎◎件って毎日のようにかか
れていると何の数字だったんだろうと思うことありませんか。

私も、頭が混乱してきました。
そんなとき、ある勉強会でまとめてくださったので、みなさん
にもおすそわけ。

■３億件
平成９年１月基礎年金番号導入前オンラインシステムで管理
している総加入記録件数

■５０００万件
基礎年金番号に統合きされていない記録件数
つまり、宙に浮いた年金問題発覚したときの統合されていない
番号分＝だれのものかわからない番号分

■１４３０万件
昭和２９年４月１日以前に退職し、昭和３４年４月１日以降に厚生年金
に加入しなかった人については、オンライン化せずにマイクロフィルム
で管理されていたもの。この中には、５０００万件の記録の一部と
なったいるものがあります。

■３２００万件
国民年金保険者台帳のうち特殊な納付記録を持っている記録件数

このうち、無作為に３０９０件についえサンプル調査を実施し、その
結果、４件について納付状況との一部に食い違いがありました。

かなり、複雑、かつ、ややこしい。
結論として、年金制度や管理主体・方法がかわったために、年金は
混乱しているようです。